ファッションブランドがWEB広告を出さない本当の理由。

他業界と比べて、WEB広告への投資が低水準にあるファッション業界ですが何故なのでしょうか?
ふと疑問に思い、考えてみると答えは意外とシンプルな気がします。
例えばファッションブランドを展開していたとして、広告を出そう!という話になった際、最初に思い浮かぶのはファッション雑誌ですよね。
その時の判断基準として考えるのはやはりブランドと雑誌のコンテンツがマッチしているか、「相性」を見ると思います。
少し業界を変えて考えてみましょう。
車業界に置き換えてみます。
上記と同じ考えで広告を雑誌に出稿するとした場合、出すべき広告先は車の雑誌です。
しかし、実際にはファッション雑誌にも車の広告は出てますし、その他ビジネス雑誌でも娯楽雑誌でも全く車と観点が違う雑誌にも出ています。
何故なのでしょうか。
もちろん資金力の違いもあるのかもしれませんが、ファッション企業でも資金力を持った会社はたくさんありますし、それを理由にしては矛盾が多すぎます。
おそらく、産業構造が大きな要因なのではないでしょうか。
車業界は数えられるほどの会社(ブランド)で構成されてますが、ファッション業界は真逆で、無数の中小企業で構成されています。
それは無数のブランドが存在することを意味していて、すべてのブランドが何らかの差別化を図っています。
つまり、差別化されればされるほど、セグメントした広告しか出せない。ターゲティングした広告を出稿しなくては効果がでない。ということになります。
大衆に向けたメディアに広告を出すということは見る側のほとんどがターゲットになりえない消費者のため、投資した費用をドブに捨てるようなものになってしまう可能性が高く、そこまでリスクはとれないのだと思います。
それであれば、ブランドイメージに近しいセグメント&ターゲティングされた特定の雑誌に広告を出す方が低リスクであり、高リターンを得られます。
WEBの業界に浸っていると、「アパレル・ファッション業界はケチで広告費が出ないんだよ」
なんて言葉をよく耳にしますが、本当の理由はWEB広告の質自体がそもそもアパレル・ファッション業界にマッチされていないだけです。
言いかえれば、WEB広告側がアパレル・ファッション業界にマッチした広告スペースを提供できれば、おそらくファッション雑誌に出稿するのと同じ感覚で、もっと前向きにWEB広告へ投資していただけるようになるのではないかと思います。
ちなみに、最近ではファッション業界を意識した広告の仕組みも徐々に増えており、弊社でも導入実績のあるグラムメディアのアドネットワークなどは代表例です。
女性系のWEBメディアのプレミア枠に広告を出稿することができます。
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※アドネットワークとは、ある1社が、複数の媒体サイトを広告配信の対象として、ネットワーク化して広告受注を請け負うサービスのこと。