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Archive for 9月, 2010

アパレル系ECサイトのiPhone、iPadユーザー利用状況は?

9月 30th, 2010
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9月15日、アイレップ社より「iPhone/iPadユーザ Webサイト内動向調査レポート」が発表されました。

調査結果によると、対象サイトのiPhoneとiPadによるセッションを集計したところ、全セッション数におけるiPhone、iPadが占める割合はiPhoneが1.40%、iPadが0.52%だったそうです。

この調査結果は非常に参考になりますが、折角ならアパレル業界のみに絞り込んだデータが知りたいところですね。
ということで早速調査いたしました!



















調査方法は当社の様々なクライアント様のデータから約500万セッションをランダムに抽出し、メンズ・レディース、顧客年代層別(注:セッション毎の年代ではなく、あくまでセッションをしたサイトの主要顧客年代層です)にセグメントして、全セッションにおけるiPhone、iPadによるセッションの割合を算出しています。なお、今回の対象サイトはECサイトに限定しています。

結果は以下の通りとなりました。

【 (セグメントなし)全セッションにおけるiPhone、iPadが占める割合 】

・iPhone 2.60% ・iPad 0.38%

アパレル系ECサイトへのiPhoneからのセッションは、前述のアイレップ社による調査と比較して約2倍近くの割合を占めています。アパレル業界関係者を含め、トレンドに敏感な消費者はiPhoneの所有率も高い印象がありますので、この結果は想定の範囲内と言えるでしょう。

一方、iPadの割合がアイレップ社のデータと比較して若干少ないのは、後述の通りiPadからのセッションは年代が高いほどその割合も高くなり、今回の調査サイトの多くが20~30代を主要顧客としているため、データに偏りが出てしまったものと考えられます。

それでは引き続き、メンズ・レディース、顧客年代層別にセグメントしたデータをご紹介します。

【 (セグメント別)iPhoneからのセッションが占める割合 】

~20代 30代 40代~
レディース 2.64% 1.20% 0.67%
メンズ 5.21% 2.08% 1.30%

【 (セグメント別)iPadからのセッションが占める割合 】
~20代 30代 40代~
レディース 0.27% 0.43% 0.46%
メンズ 0.22% 0.74% 0.39%

傾向として、iPhoneは年代が低いほどセッションの割合が多く、iPadは年代が高いほどセッションの割合も多くなっています。「米国iPadユーザーは35歳以上が75%、アドモブ調べ」というデータがありますが、国内においてもiPadの若年層への普及が進んでいない現状を実感できます。

また、特筆すべきは「~20代・メンズ」の割合の高さです。5.21%という数値は今回のセグメントの中でも群を抜いており、「40代~・メンズ」と比較して約4倍の割合を占めています。20代を主要顧客とするメンズアパレル系ECサイトの中には「OS:iPhone ブラウザ:Safari」でのセッションが「OS:Windows ブラウザ:Google Chrome」に迫る割合を占めているケースもあり、そろそろ軽視できない段階に入っていると言えるのではないでしょうか。

今後もiPhoneからのセッションはさらに増えていくと予想されます。iPhoneアプリの制作やiPhone専用サイトの構築など大掛かりな施策は困難でも、iPhoneで表示できないFLASHの多用を控えたり、画面の小さなiPhoneでも快適に操作できるようボタンのサイズを大きめに、また押し間違えが無いよう小さなボタンは隣同士に並べないなど、iPhoneユーザーの使い勝手も意識したサイト構成にしていくことは比較的容易に出来るでしょう。

もちろんPCユーザーのユーザビリティを崩してまでiPhone向けのサイトにする必要は無いと思いますが、少なくともアクセスしているユーザーの数パーセントはiPhoneの小さな画面でサイトを閲覧している、そしてその割合は現時点でも比較的高く、今後もまず間違いなく増加するという点の認識だけは持つ必要があるのではないでしょうか。

栗山 芳季 WEBマーケ&プロモ, モバイル , , ,

ECサイトの売上をアウトレットカテゴリーやセールに頼るのは危険です。

9月 22nd, 2010
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最近アパレル系ECサイトで、アウトレットカテゴリーを活用しているECサイトをよく見かけます。
弊社のクライアント様でも自社ECサイトにアウトレットカテゴリーを作成し、ご活用いただいているケースが増えてきました。

モール系ECサイトでは、マガシークが運営しているOUTLET PEAKやラグジュアリーブランドを集めたYOOXが有名ですね。
またマガシークでは、9月10日に完全招待制の会員制高級アウトレットECサイトがオープンとなりました。

たしかにアウトレットカテゴリーは集客力もあり、早期の売上も立ちやすいのですが、あまり頼りすぎてしまうのも危険だと思います。

実店舗でもそうですが、「セールを前倒しで実施した影響により、販売数量は増えたものの、商品単価が下落し売上が減少した」というコメントをよく耳にしますよね。
これはECサイトでのアウトレットカテゴリーでも同じことが言えると思います。

アウトレットもセールも、あくまで余剰商品があってのビジネスです。

ECサイト運用の目標は、機会ロス・在庫ロスをゼロにすることですが、アウトレットやセールで売るための商品を見込んで大量生産しては本末転倒ですし、売れなければセールで、それでも売れなければアウトレットカテゴリーにと安易に考えてしまう恐れもあります。

また、プロパー価格で売り切る自信がないため、値下げることを前提で粗利を高めに設定し、その結果、ユーザからのプロパー価格不信⇒プロパー消化率の低下⇒セール比率・在庫率の上昇といった負の連鎖に陥ってしまいます。

ファストファッションがこれ程まで売れているのは、着たいと思った服がリアルタイムにベストプライスで提供されているからに他なりません。
そのため、ユーザがセール待ちをする必要がなく、プロパー価格でも普通に売り切れていくわけです。

アウトレットカテゴリーに大量の在庫品を詰め込むのではなく、一定の販売期間が過ぎ、カラーやサイズが揃わなくなった商品のみ限定販売するくらいが丁度良いのではないでしょうか。
ECサイトの目玉にすべきでは無いと思います。

多くのアパレル系ECサイトでは、1月と7月のセール時期に突出して売上が高くなるのが現状ですが、これを平均化させていくことが今後のECサイト運用に求められるように感じます。

masubuchi WEBマーケ&プロモ, Web活用術 , ,

「さびしくて死んじゃう」のは人間も一緒です。

9月 15th, 2010
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昔から何故か「ウサギは寂しいと死ぬ」と言われています。
が・・・・・
どうやら実際は「ウサギは寂しいぐらいでは死なない」というのが最近の通説のようです。

とはいえ、やはりこれは人間に当てはめても同じことで
「死ぬほどではないけど、やっぱり一人って寂しいよね。」
というところが本来の言葉の意味ではないかと思います。

そこで今回の本題。

基本的に人間はどこかで

「一人はさびしい」
「コミュニケーションがとりたい」

と思って生きている生き物だと思います。
ですので、最終的にはやはりWebの世界でも
「コミュニケーション」
が求められるのではないのでしょうか。

例えば・・・

twitterでサイトの更新内容やリリース情報、新商品情報を一方的につぶやいているだけでは
やはり内容が業務的になってきます。

フォロワーとしては正直あまり読んでいて楽しくありません。
なぜなら、コミュニケーションの取りようがないからです。

 

twitterの楽しみ方の最大の特徴は「コミュニケーション」。

twitterは「気軽に誰かとコミュニケーションが取れる」というニーズで
成り立っていると思います。

『ちょっと誰かとコミュニケーションが取りたいな』
『今のこの気持ちを誰かに気軽に伝えたいな』

・・・と、いった部分。

なので、企業としてtwitterに取り組んでいくのであれば、
以下の2つの条件は必ず満たさなければならないと思います。

【1】片手間でやらない。お客様のコメントには必ず対応できるようにする。
         ⇒必ず専任の担当者を配置し、お客様と常にコミュニケーションが取れるような体制を作る。
             せっかくお客様がコメントをくださってもそれを放置しているようではtwitterを活用する意味がありません。

【2】「キャラクター」を作る
   ⇒これもかなり重要なのですが、twitterで「個性」を出すと親近感が出てきます。
    無理にキャラクターを作る必要性はありませんが、twitterに「人間味」をプラスすると
            お客様がフォローしやすい環境になります。

フォロワー数が多いアカウントは、まず間違いなくこれらの要素を満たしています。
twitter運用は「お客様とコミュニケーションを取ること」が最大のポイントなのです。

Webの世界でもお客様とのコミュニケーションがやはりキモだということをお忘れなく!

ヨコイ Web活用術 ,

全社売上の10%をECで達成するためのポイント

9月 8th, 2010
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業界的にEC売り上げ比率(EC化率)は3%程度と言われております。まだまだ全社売上から考えますと低い数値ですが、

弊社の取引先では全社売上の10%がEC売上。利益貢献は20%以上という事例が増えてきております。

ECというのは店舗を持たないため利益率が高く、利益貢献は非常にインパクトがあります。

そういう意味でもECというのは力を入れていくべきでしょう。

さて、10%という数値まは普通に運営していてもそうそう達成できる数値ではありません。

しかしながら、いくつかポイントをしっかりと押さえれば、間違いなく達成できる数値でもあります。

ポイントを挙げていくとキリがないので今回は最も重要な3つをご紹介します。

  1. 売上を作るには売り上げるだけの型数と在庫を持つこと!
    当然のことですが、商品がなければ商売になりません。1000万円/月、売り上げるのであれば2~3倍の在庫を手配することも視野に入れましょう。また、ECは在庫処分場ではありません。売れている商品を手配できるかどうかが重要なため商品手配をができる人をECチームに招きましょう。
  2. 顔が見えないからこそ接客が命!
    店頭で接客はするのにECでは接客しないということはありえません。顔が見えないからこそ接客が重要なのです。単に商品画像を陳列するだけでなく、その商品の何がいいのか、どういうコーディネートが最適なのかEC上で提案できてますか?
  3. アクセス解析だけではダメ!売上分析もセットで。
    最も失敗を招くことが小手先のアクセス解析です。直帰率や離脱率、アクセス数、コンバージョン・・・も重要ですが、それ以前に売上分析が重要です。何の商品がいつ売れて、機会損失はないか、人気アイテムは何かを見る必要があります。その上で初めてアクセスデータが有効的に活用できるでしょう。
簡単ではありますが、ポイントを挙げさせていただきました。

心得てほしいことはECは可能性があるだけに、やればやるだけ成果が出ます。

逆に中途半端な人員配置、中途半端な品揃え、中途半端な顧客対応では可能性は単なる可能性に終わってしまいます。

「やる」という覚悟とそれに見合う体制が整えば全社売上の10%と言わず、20%、30%と伸ばすことも可能でしょう。

増田智士 WEBマーケ&プロモ