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Yahoo!JAPANの検索エンジンがGoogleに完全移行!その影響は?

12月 8th, 2010
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12月1日、Yahoo!とGoogleの検索順位がほぼ等しいものになり、翌2日、ヤフーの井上雅博社長から「Google検索技術の導入が1日に完了した」という旨の正式なコメント(時事通信)がありました。

実際、現在の検索結果はYahoo!とGoogleでほぼ同じ内容になっており、一部のキーワードでGoogleショッピングやGoogleプレイス、画像検索、Yahoo!オークションなど、各検索エンジンの独自コンテンツが含まれる以外に大きな違いはない状態になっています。

では、今回のYahoo!からGoogleへの移行によってサイトにどのような影響が発生するのでしょうか。

当然、最大の影響はYahoo!の順位がGoogleのものへと変わることによるサイトへのアクセス数の変動でしょう。アパレル業界に限定すれば、Yahoo!からのセッション数(アクセス数)はGoogleからのセッション数の約1.5~2.5倍程度(レディース系ブランドの方がYahoo!の比率が高まる傾向にあります)あるため、その順位が変動することはサイトへのアクセス数に大きな影響を及ぼします。

移行前の順位状況で「Googleの方が良かった」という場合は今回の移行がメリットとなり、逆に「Yahoo!の方が良かった」という場合はGoogleの順位に引っ張られる形でデメリットとなってしまっているでしょう。

また、Googleはエイジングフィルタと呼ばれる、新規ドメインのサイトに対して平均4ヶ月程度高い評価を与えないという仕様があるため、今後は今まで以上に新規サイトにとってはSEO的に不利な状況が生まれます。

さらに、今回の移行とは別に、検索結果に表示される同一サイト(ドメイン)のページ数の上限が、従来の2ページから4ページに拡大されるという仕様変更もあり、これも決して見過ごせない内容となっています。

これまでは「GUCCI」と検索した場合、検索結果に表示される”www.gucci.com”内のページは2ページでしたが、現在ではそれが4ページ表示されるようになっています。(「GUCCI」検索結果

























これにより、従来よりも”www.gucci.com”内のページの検索結果における占有率が増加し、同時に”www.gucci.com”へのアクセス数も増加していると予想され、反面その他のサイトへのアクセス数は減少していると考えられます。

同一サイト(ドメイン)のページが何ページ表示されるかは、検索キーワードとサイトの関連性の高さが主な要因となっており、上記のケースではキーワードの「GUCCI」と”www.gucci.com”の内容の関連性が高いと判断され、上限である4ページが表示されています。

つまり、ブランド名で検索した場合の検索結果では、ブランドサイトが3~4ページ表示される可能性が比較的高く、ブランド名で検索されたお客様がこれまで以上にブランドサイトに訪れるようになると考えられます。

実際、ブランドサイトとECサイトを運用していて、1~4位にブランドサイト、5位にECサイトが表示され、検索結果の1~5位までを自社サイトで独占するという事例も確認されています。

前述の検索エンジン移行とこの仕様変更により、11月後半~12月にかけて、検索からのセッション数が大幅に変動している可能性があります。それがプラスに働いたのか、マイナスに働いたのか、一度順位とアクセス数の状況を確認してみる必要があるでしょう。

栗山 芳季 WEBマーケ&プロモ, Webトレンド・ニュース , ,

アクセス解析の落とし穴。顧客数の見落としに要注意!

11月 4th, 2010
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ECサイト運営の際つい陥りがちになってしまうのが、アクセス解析ツールの膨大なデータばかりを見てその上下に一喜一憂してしまうことです。

もちろんアクセス解析ツールを介してサイトの状況を確認し、集客の施策やサイト内のユーザー動向について検証・改善を行い、売上の最大化に繋げていくことは非常に重要なプロセスではありますが、それだけでは売上に並ぶもう一つの最重要指標である「顧客数」を見落としてしまう危険性があります。

アクセス解析ツールでも新規ユーザー・リピーターの区別をすることは出来ますが、一般的なツールの場合、リピーターとはセッションベースの「再訪問者」という位置付けであり、購入回数ベースでの「顧客」の分類を行うことは出来ません。

しかし現実には購入回数が年1回のお客様もいれば、年に10回、20回と購入していただけるお客様も存在します。それらのお客様をアクセス解析ツールの「リピーター」という指標のみで全て一纏めに判断してしまっては、年に何度も購入していただける優良顧客がいつの間にかサイトから離れ始めていることに気が付かず、いつの間にか売上が減少し、気付いたときには手遅れだった…などということが起こってしまうかもしれません。

ECサイトにおける新規顧客の獲得競争は年々その激しさを増しています。大事なのは「新規顧客の獲得数=既存顧客の離脱数」「新規顧客の消費金額<既存顧客の消費金額」「既存顧客はいつか必ず離脱する」という考えを常に意識することです。

新規顧客の獲得ばかりに目を向けている内に最も大切な既存顧客が離脱していたとなっては目も当てられませんし、反対にいつかは必ず離脱してしまう既存顧客ばかりに目を向けて新規獲得を疎かにしていてもサイトは衰退していく一方です。

新規顧客の獲得と既存顧客の維持、どちらが欠けてもサイトは上手く回りません。結局のところ大事なのはバランスです。アクセス解析による日々のサイト状況の確認に加えて、顧客のバランスがどのような状態にあるのか、定期的に確認することを心掛けましょう。

栗山 芳季 WEBマーケ&プロモ , , ,

アパレル系ECサイトのiPhone、iPadユーザー利用状況は?

9月 30th, 2010
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9月15日、アイレップ社より「iPhone/iPadユーザ Webサイト内動向調査レポート」が発表されました。

調査結果によると、対象サイトのiPhoneとiPadによるセッションを集計したところ、全セッション数におけるiPhone、iPadが占める割合はiPhoneが1.40%、iPadが0.52%だったそうです。

この調査結果は非常に参考になりますが、折角ならアパレル業界のみに絞り込んだデータが知りたいところですね。
ということで早速調査いたしました!



















調査方法は当社の様々なクライアント様のデータから約500万セッションをランダムに抽出し、メンズ・レディース、顧客年代層別(注:セッション毎の年代ではなく、あくまでセッションをしたサイトの主要顧客年代層です)にセグメントして、全セッションにおけるiPhone、iPadによるセッションの割合を算出しています。なお、今回の対象サイトはECサイトに限定しています。

結果は以下の通りとなりました。

【 (セグメントなし)全セッションにおけるiPhone、iPadが占める割合 】

・iPhone 2.60% ・iPad 0.38%

アパレル系ECサイトへのiPhoneからのセッションは、前述のアイレップ社による調査と比較して約2倍近くの割合を占めています。アパレル業界関係者を含め、トレンドに敏感な消費者はiPhoneの所有率も高い印象がありますので、この結果は想定の範囲内と言えるでしょう。

一方、iPadの割合がアイレップ社のデータと比較して若干少ないのは、後述の通りiPadからのセッションは年代が高いほどその割合も高くなり、今回の調査サイトの多くが20~30代を主要顧客としているため、データに偏りが出てしまったものと考えられます。

それでは引き続き、メンズ・レディース、顧客年代層別にセグメントしたデータをご紹介します。

【 (セグメント別)iPhoneからのセッションが占める割合 】

~20代 30代 40代~
レディース 2.64% 1.20% 0.67%
メンズ 5.21% 2.08% 1.30%

【 (セグメント別)iPadからのセッションが占める割合 】
~20代 30代 40代~
レディース 0.27% 0.43% 0.46%
メンズ 0.22% 0.74% 0.39%

傾向として、iPhoneは年代が低いほどセッションの割合が多く、iPadは年代が高いほどセッションの割合も多くなっています。「米国iPadユーザーは35歳以上が75%、アドモブ調べ」というデータがありますが、国内においてもiPadの若年層への普及が進んでいない現状を実感できます。

また、特筆すべきは「~20代・メンズ」の割合の高さです。5.21%という数値は今回のセグメントの中でも群を抜いており、「40代~・メンズ」と比較して約4倍の割合を占めています。20代を主要顧客とするメンズアパレル系ECサイトの中には「OS:iPhone ブラウザ:Safari」でのセッションが「OS:Windows ブラウザ:Google Chrome」に迫る割合を占めているケースもあり、そろそろ軽視できない段階に入っていると言えるのではないでしょうか。

今後もiPhoneからのセッションはさらに増えていくと予想されます。iPhoneアプリの制作やiPhone専用サイトの構築など大掛かりな施策は困難でも、iPhoneで表示できないFLASHの多用を控えたり、画面の小さなiPhoneでも快適に操作できるようボタンのサイズを大きめに、また押し間違えが無いよう小さなボタンは隣同士に並べないなど、iPhoneユーザーの使い勝手も意識したサイト構成にしていくことは比較的容易に出来るでしょう。

もちろんPCユーザーのユーザビリティを崩してまでiPhone向けのサイトにする必要は無いと思いますが、少なくともアクセスしているユーザーの数パーセントはiPhoneの小さな画面でサイトを閲覧している、そしてその割合は現時点でも比較的高く、今後もまず間違いなく増加するという点の認識だけは持つ必要があるのではないでしょうか。

栗山 芳季 WEBマーケ&プロモ, モバイル , , ,

続・2011年、Yahoo!の検索結果が大きく変わる!?

8月 26th, 2010
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7月28日、Google公式ブログにおいて、Googleの検索エンジンをYahoo!JAPANに対して提供するという旨の発表がありました。元々アメリカのYahoo!と同様、MicrosoftのBingを採用すると思われていた矢先の出来事で、SEO業界関係者にとっては寝耳に水の発表でした。

かく言う当ブログも、この発表の1週間前に「2011年、Yahoo!の検索結果が大きく変わる!?」という、Yahoo!とbingの関係についての記事をリリースしてしまいました。

この件で混乱させてしまった方もいらっしゃるかと思います。申し訳ございませんでした。

その責任も含めて、今回は一段落してきた「Yahoo!・Google問題」についての情報をまとめたいと思います。

















【なぜbingではなくGoogleを選択したの?】

そもそもYahoo!JAPANは、ソフトバンクと米国Yahoo!が株式の約30%を保有しており、米国Yahoo!の動向には左右されない状態にあります。なので、Yahoo!JAPANはBingを採用せず、別のパートナーと手を組む可能性もゼロではなく、確かにそのような話は「噂」のレベルではありました。

そのような状況下で今回Yahoo!JAPANがGoogleを採用した理由は、ヤフー株式会社の井上雅博社長によると「Bingは未知のものが多く、選択することができなかった」とのことで、日本国内で実績のないBing(特に日本語対応面で不安が残る)よりも既に十分実績のあるGoogle(日本語対応も優秀)を選択したのは、後々になって考えて見れば当然のことなのかもしれません。


【何が変わるの?】

まず、ビジュアル的な変化はほとんど無いと考えられます。一般ユーザーの大半は何も気付かないのではないでしょうか。一方、大きく変わると予想されるのは検索順位です。こちらは検索結果に表示されるページの元となるデータベースや、順位付けの仕組みそのものが変わるため、従来と全く異なる内容になると考えられます。

ただ、GoogleとYahoo!の検索順位が全く同じものになるわけではありません。既にYahoo!側から「提供は受けるのは基本技術のみで、独自の”味付け”を加えていく」という旨の発言があり、今後もGoogleとYahoo!はそれぞれ異なる検索結果を表示させていくと考えられます。特にYahoo!JAPANの主力コンテンツである知恵袋やオークション、ショッピングなどは今後も優遇されていくのではないでしょうか。

なお、今回の件により検索市場の実に90%をGoogleが独占することになります。これについて、早速米国マイクロソフトから独占禁止法違反の指摘を受けていますが、Yahoo!側は日本の公正取引委員会に問題がない旨を確認しているそうです。


【いつ変わるの?】

まだ全くわかりません。「できるだけ早く」という発言も出ていますが、それが年内なのか年明けなのかも明確ではありません。(色々と情報を集めている限り、年内説が若干多いですが・・・)


【SEO対策はどうなるの?】

新しいYahoo!JAPANがどのような検索エンジンになるかまだ完全には判明していない以上、現時点で今後の対策を考えることは難しいです。ただ、少なくとも現在のYahoo!は突然検索結果からページが削除される現象(ペナルティではなくシステム側の不具合で)が発生するなどの不具合があり、これらが解消されることは検索エンジン対策を行っていく上でも大きなメリットとなります。

また、たしかにテクニックとして多少はYahoo!寄り、Google寄りの手法が存在しますが、本質的な評価基準はどちらも同じ傾向にあるため、仮に新しいYahoo!JAPANの検索エンジンが限りなく今のGoogleに近いものになったとしても、現状の対策を大きく変える必要はないと考えられます。

Yahoo!の不具合を突いたブラックなSEO対策さえ行なっていなければ、好不調の波の激しいYahoo!よりも安定した成績を残せるGoogleの方が、最終的にはいい効果をもたらしてくれるでしょう。


今後も当ブログではYahoo!とGoogleの動向を調査し、情報の提供を行なって参ります。是非チェックして下さい。

栗山 芳季 WEBマーケ&プロモ, Webトレンド・ニュース , , ,

2011年、Yahoo!の検索結果が大きく変わる!?

7月 21st, 2010
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7月15日、米国Yahoo!は検索エンジンの裏側に存在する順位決定システムを、8月~9月にMicrosoftのBingへと切り替えることを発表しました。これにより、米国Yahoo!の検索結果は従来のYST (Yahoo! Search Technology = Yahoo!の順位決定システム)が決める順位からBingによるものへと変更されることになり、検索順位の大幅な変動が予想されます。



当然、この流れは日本にもやってきますので、今後はYahoo!対策ならぬ、Bing対策が必須になるといえるでしょう。ただ、これはまだしばらく先の話で、そもそも日本語版Bingの中身はまだ前身のLive Searchと大差がないと言われており、本当の意味での日本語版Bingは未完成な状態にあるといえます。そのような状況で日本最大の検索シェアを占める日本版Yahoo!の検索順位をBingに置き換えるということは考え難く、日本版Yahoo!へのBing導入はまだ先のことで、2011年に入ってからになるかもしれません。

上記の通り、現状では「Bingへの移行時期が未確定」「Bing日本語版が未完成」という状況ですので、今からBing対策を始めるのは勇み足ですが、少なくともあと半年の内には何らかのアナウンスや動きがあるかと思いますので、Yahoo!とBingの動向には常に注意をしていく必要があるでしょう。

なお、アパレルウェブではYahoo!とBingの動きはもちろんGoogleのことも忘れずに調査をして、アパレル業界のクライアント様に最適なSEO対策をご提供しております。SEO対策に興味がありましたら是非下記ページをご覧いただき、お気軽にお問い合わせ下さい。

http://www.apparel-marketing.com/service/seo.html

栗山 芳季 WEBマーケ&プロモ, Webトレンド・ニュース, アパレルウェブ , , , ,