
久々にSEOの話題です。
SEOを実施している方であれば、タイトルタグの重要性はよく理解されていると思います。
ここに対策キーワードが入っているかいないかで上位表示出来る可能性は大きく変わります。
また、もう一つ見落としがちな効果として、
タイトルタグは検索結果でのクリック率にも大きな影響を与えます。
例えばスーツ専門店の山田屋というお店の通販サイトがあったとしましょう。
そして、この山田屋通販サイトのタイトルとして、以下のような候補が浮かんだとします。
1.山田屋
2.山田屋通販サイト
3.スーツ専門店の山田屋通販サイト
この中で最も良いタイトルは何番でしょうか。
正解は3番ですね。
「スーツ 通販」「スーツ 専門店」といった
SEO向きのキーワードがきちんと含まれていることはもちろん、
スーツの専門店であることが明記されているため
検索結果でクリックされやすくなる効果もあります。
一方、1番の「山田屋」にしてしまった場合、
せっかく店名を指定して「山田屋」と検索して頂いたとしても、
同じ「山田屋」という店名の別業種のサイトがいくつも存在するため
検索結果にも「山田屋」というサイトが山のように表示され、
その中からお客様に自店舗のサイトを「探させる」ことになってしまいます。
最悪の場合は検索結果に存在することにすら気付かれず、
店名を指定して頂いた一番大切なお客様がそのまま去ってしまう可能性もあります。
また、仮にこのサイトが「スーツ 専門店」など
店名以外のキーワードで上位表示されたとしても、
検索結果上では「山田屋」のみが表示されてしまうため
スーツの専門店を探している検索ユーザーの目には止まらず、
より分り易いタイトルを付けている競合店のサイトに流れていってしまいます。
このように、タイトルタグは単に対策キーワードを含めるだけでなく、
店名を指定して頂いた「既存のお客様」にも、
対策キーワードで検索をした「新規のお客様」にも、
どちらにとってもサイトの内容が一目でわかる内容にしなくてはなりません。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、タイトルタグのポイントを抑えた上で
もう一つ気を配らなければならないのがメタディスクリプションです。
このメタディスクリプションに記述した文言は、検索結果上で
サイトタイトルのすぐ下に2~3行の説明文(スニペットといいます)として表示されます。
(正確には「表示されやすく」なります。この文言を使って欲しいと検索エンジンに
伝える効果がありますが、最終的には検索エンジンの判断に委ねられます。)
この部分も当然、検索結果でのクリック率を左右する要素となりますし、
実はタイトルよりもその影響力が大きいというデータもあります。
メタディスクリプションに対策キーワードを含めたとしてもその効果は微弱なため
あまりこの部分を意識していないサイトをよく見かけますが、実は非常に重要な要素なのです。
では、具体的にどのような文言を記述すれば良いのかと言いますと、
ファッション系のサイトであれば以下ようなものが効果的だと考えられます。
■ブランドサイトの場合
・ブランドコンセプト、シーズンコンセプト(コンセプト内容を記述)
・ブランドの売り、こだわり
→例:「~に掲載」「~さん愛用」「~年の歴史」「~にこだわった」「~業界最大手」
・公式サイトならではのコンテンツ
→例:「新着商品情報」「新着イベント情報」「スタッフおすすめコーディネート」「ショップブログ」
など
■ECサイトの場合
・品揃え、最新アイテムの豊富さ
・会員限定サービスの充実
・送料無料、ポイントなどのメリット
・価格訴求
など
これらの要素を落とし込んだ上で、全角80~90文字程度の文章を作りましょう。
複数の要素を組み合わせた方がより効果的だと思われます。
ただし、長すぎる文章は途中で途切れてしまうため注意が必要です。
(文字数は検索エンジン次第ですが、全角80~90文字程度であればまず問題ありません)
ポイントとしては、自社の強みや競合店との差別化になる要素を選定し、
検索結果上での競合サイトの説明文とも出来るだけ被らないように注意して
クリックしたくなる(=サイトを見てみたくなる)文章を作ることです。
上手く訴求力のあるメタディスクリプションを作ることができれば
検索結果でのクリック率はより高まることでしょう。
そして、クリック率が高まるということは同じ順位でも
サイトへの訪問数が増加することになります。
またそれだけでなく、現在Googleが導入しているかどうかは定かではありませんが、
今後検索順位を決める判断材料として、このクリック率が使用される可能性もあります。
(実際、MicrosoftのBingは順位決定要素の一つとしてクリック率を利用しています)
どちらにしても、メタディスクリプションは
検索結果上でサイト・ブランドの魅力をお客様に伝えることができる要素ですので、
もし現在素っ気無い文章になってしまっているようであれば
上記を参考に見直しを行い、徹底的にアピールしてみては如何でしょうか。
(もちろんブランドのイメージもありますので、さじ加減にはご注意下さい)
ちなみに弊社アパレルウェブでは、クリック率まで意識したタイトルやメタディスクリプションだけでなく、
SEOで必要な全ての施策をトータルでご提供させていただいております。
もしSEOにご興味がありましたら、是非一度ご相談下さいませ。
というわけで、最後は宣伝になってしまいましたが、
この記事が皆様のサイトのクリック率向上において
何らかのご参考になれば幸いです。
栗山 芳季 WEBマーケ&プロモ Google, SEO, WEBマーケティング, アパレルウェブ, 検索エンジン

米BrightEdgeの調査によると、世界のトップ200ブランドが運用するTwitterとFacebookの公式アカウントの中で、ブランド名での検索結果(Googleだと思われる)で上位20位以内に表示されたのは全体の3割に過ぎませんでした。
SEMリサーチによる国内企業を対象とした同様の調査でも、検索結果20位以内に表示されたブランドは27%しか存在しなかったとのことです。
また、16万回以上Facebookのいいね!を押されているブランドでも20位以内に表示されていないなど、ソーシャルメディア上の影響力と検索順位に相関性は見受けれられないようです。
つまり、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアのアカウントを作成して継続的に運用を続けたとしても、そのまま放っておいてはソーシャルメディアのサイト内以外にお客様と公式アカウントとの接点がほとんど存在しないということになります。
では、せっかく作ったアカウントをより多くのお客様に認知して頂くにはどうすればよいのでしょうか。
それには2通りの方法があると考えられます。
1.上質な外部リンクを獲得してSEO対策の効果を高める
→ソーシャルメディア内での影響力が順位に反映されないとなると、やはり通常のサイト同様に外部リンク獲得によるSEO対策が有効だと考えられます(もちろんアカウント名の最適化など内部の対策も必要となります)。日本企業で上位に表示されているのが無印良品やユニクロなど、企画のユニーク性が話題を集め、多くのブログで紹介されている企業であることからもその傾向が伺えます。
2.ソーシャルメディアの上位表示を諦める
→本末転倒なようですが、これも一つの方法だと考えられます。というのも、ブランド名・企業名で検索されるお客様が探しているサイトは大半がその公式サイトであると想定され、TwitterやFacebookのアカウントを探して検索する場合には「ブランド名 twitter」「ブランド名 facebook」などで検索します。これらのキーワードはより競合サイトが少なくなるため、自然と上位表示されやすくなります。よって、そもそもブランド名・企業名で検索した際にソーシャルメディアの公式アカウントが上位に表示されている必要性自体が少ないのではないか、とも考えられます。
もちろん、TwitterやFacebook目的で検索していないお客様にもアカウントを認知していただく必要がありますので、そういったお客様には公式サイト上からきちんとソーシャルメディアのアカウントを案内する施策を行うことも大切です。
どちらを採用するかは企業の戦略によっても変わってきます。ソーシャルメディアのアカウントを上位表示させられれば、公式サイトと合わせてブランド名での検索結果を半ば独占することも可能です。それでアクセス数が大幅に増加するということはありませんが、ブランディングとしては一定の効果が得られるでしょう。逆に、そこまで手間やコストを掛けられないという場合は、上位表示を諦めて他の誘導経路を確保するという方法もあります。
「ソーシャルメディアを開始したが中々効果が実感できない」という場合、まずは一度現在の検索結果状況や誘導経路を確認してみてはいかがでしょうか。
栗山 芳季 WEBマーケ&プロモ, Web活用術 facebook, SEO, twitter, WEBマーケティング, ソーシャルメディア

12月1日、Yahoo!とGoogleの検索順位がほぼ等しいものになり、翌2日、ヤフーの井上雅博社長から「Google検索技術の導入が1日に完了した」という旨の正式なコメント(時事通信)がありました。
実際、現在の検索結果はYahoo!とGoogleでほぼ同じ内容になっており、一部のキーワードでGoogleショッピングやGoogleプレイス、画像検索、Yahoo!オークションなど、各検索エンジンの独自コンテンツが含まれる以外に大きな違いはない状態になっています。
では、今回のYahoo!からGoogleへの移行によってサイトにどのような影響が発生するのでしょうか。
当然、最大の影響はYahoo!の順位がGoogleのものへと変わることによるサイトへのアクセス数の変動でしょう。アパレル業界に限定すれば、Yahoo!からのセッション数(アクセス数)はGoogleからのセッション数の約1.5~2.5倍程度(レディース系ブランドの方がYahoo!の比率が高まる傾向にあります)あるため、その順位が変動することはサイトへのアクセス数に大きな影響を及ぼします。
移行前の順位状況で「Googleの方が良かった」という場合は今回の移行がメリットとなり、逆に「Yahoo!の方が良かった」という場合はGoogleの順位に引っ張られる形でデメリットとなってしまっているでしょう。
また、Googleはエイジングフィルタと呼ばれる、新規ドメインのサイトに対して平均4ヶ月程度高い評価を与えないという仕様があるため、今後は今まで以上に新規サイトにとってはSEO的に不利な状況が生まれます。
さらに、今回の移行とは別に、検索結果に表示される同一サイト(ドメイン)のページ数の上限が、従来の2ページから4ページに拡大されるという仕様変更もあり、これも決して見過ごせない内容となっています。
これまでは「GUCCI」と検索した場合、検索結果に表示される”www.gucci.com”内のページは2ページでしたが、現在ではそれが4ページ表示されるようになっています。(「GUCCI」検索結果)

これにより、従来よりも”www.gucci.com”内のページの検索結果における占有率が増加し、同時に”www.gucci.com”へのアクセス数も増加していると予想され、反面その他のサイトへのアクセス数は減少していると考えられます。
同一サイト(ドメイン)のページが何ページ表示されるかは、検索キーワードとサイトの関連性の高さが主な要因となっており、上記のケースではキーワードの「GUCCI」と”www.gucci.com”の内容の関連性が高いと判断され、上限である4ページが表示されています。
つまり、ブランド名で検索した場合の検索結果では、ブランドサイトが3~4ページ表示される可能性が比較的高く、ブランド名で検索されたお客様がこれまで以上にブランドサイトに訪れるようになると考えられます。
実際、ブランドサイトとECサイトを運用していて、1~4位にブランドサイト、5位にECサイトが表示され、検索結果の1~5位までを自社サイトで独占するという事例も確認されています。
前述の検索エンジン移行とこの仕様変更により、11月後半~12月にかけて、検索からのセッション数が大幅に変動している可能性があります。それがプラスに働いたのか、マイナスに働いたのか、一度順位とアクセス数の状況を確認してみる必要があるでしょう。
栗山 芳季 WEBマーケ&プロモ, Webトレンド・ニュース Google, SEO, Yahoo!
7月28日、Google公式ブログにおいて、Googleの検索エンジンをYahoo!JAPANに対して提供するという旨の発表がありました。元々アメリカのYahoo!と同様、MicrosoftのBingを採用すると思われていた矢先の出来事で、SEO業界関係者にとっては寝耳に水の発表でした。
かく言う当ブログも、この発表の1週間前に「2011年、Yahoo!の検索結果が大きく変わる!?」という、Yahoo!とbingの関係についての記事をリリースしてしまいました。
この件で混乱させてしまった方もいらっしゃるかと思います。申し訳ございませんでした。
その責任も含めて、今回は一段落してきた「Yahoo!・Google問題」についての情報をまとめたいと思います。

【なぜbingではなくGoogleを選択したの?】
そもそもYahoo!JAPANは、ソフトバンクと米国Yahoo!が株式の約30%を保有しており、米国Yahoo!の動向には左右されない状態にあります。なので、Yahoo!JAPANはBingを採用せず、別のパートナーと手を組む可能性もゼロではなく、確かにそのような話は「噂」のレベルではありました。
そのような状況下で今回Yahoo!JAPANがGoogleを採用した理由は、ヤフー株式会社の井上雅博社長によると「Bingは未知のものが多く、選択することができなかった」とのことで、日本国内で実績のないBing(特に日本語対応面で不安が残る)よりも既に十分実績のあるGoogle(日本語対応も優秀)を選択したのは、後々になって考えて見れば当然のことなのかもしれません。
【何が変わるの?】
まず、ビジュアル的な変化はほとんど無いと考えられます。一般ユーザーの大半は何も気付かないのではないでしょうか。一方、大きく変わると予想されるのは検索順位です。こちらは検索結果に表示されるページの元となるデータベースや、順位付けの仕組みそのものが変わるため、従来と全く異なる内容になると考えられます。
ただ、GoogleとYahoo!の検索順位が全く同じものになるわけではありません。既にYahoo!側から「提供は受けるのは基本技術のみで、独自の”味付け”を加えていく」という旨の発言があり、今後もGoogleとYahoo!はそれぞれ異なる検索結果を表示させていくと考えられます。特にYahoo!JAPANの主力コンテンツである知恵袋やオークション、ショッピングなどは今後も優遇されていくのではないでしょうか。
なお、今回の件により検索市場の実に90%をGoogleが独占することになります。これについて、早速米国マイクロソフトから独占禁止法違反の指摘を受けていますが、Yahoo!側は日本の公正取引委員会に問題がない旨を確認しているそうです。
【いつ変わるの?】
まだ全くわかりません。「できるだけ早く」という発言も出ていますが、それが年内なのか年明けなのかも明確ではありません。(色々と情報を集めている限り、年内説が若干多いですが・・・)
【SEO対策はどうなるの?】
新しいYahoo!JAPANがどのような検索エンジンになるかまだ完全には判明していない以上、現時点で今後の対策を考えることは難しいです。ただ、少なくとも現在のYahoo!は突然検索結果からページが削除される現象(ペナルティではなくシステム側の不具合で)が発生するなどの不具合があり、これらが解消されることは検索エンジン対策を行っていく上でも大きなメリットとなります。
また、たしかにテクニックとして多少はYahoo!寄り、Google寄りの手法が存在しますが、本質的な評価基準はどちらも同じ傾向にあるため、仮に新しいYahoo!JAPANの検索エンジンが限りなく今のGoogleに近いものになったとしても、現状の対策を大きく変える必要はないと考えられます。
Yahoo!の不具合を突いたブラックなSEO対策さえ行なっていなければ、好不調の波の激しいYahoo!よりも安定した成績を残せるGoogleの方が、最終的にはいい効果をもたらしてくれるでしょう。
今後も当ブログではYahoo!とGoogleの動向を調査し、情報の提供を行なって参ります。是非チェックして下さい。
栗山 芳季 WEBマーケ&プロモ, Webトレンド・ニュース bing, Google, SEO, Yahoo!
7月15日、米国Yahoo!は検索エンジンの裏側に存在する順位決定システムを、8月~9月にMicrosoftのBingへと切り替えることを発表しました。これにより、米国Yahoo!の検索結果は従来のYST (Yahoo! Search Technology = Yahoo!の順位決定システム)が決める順位からBingによるものへと変更されることになり、検索順位の大幅な変動が予想されます。

当然、この流れは日本にもやってきますので、今後はYahoo!対策ならぬ、Bing対策が必須になるといえるでしょう。ただ、これはまだしばらく先の話で、そもそも日本語版Bingの中身はまだ前身のLive Searchと大差がないと言われており、本当の意味での日本語版Bingは未完成な状態にあるといえます。そのような状況で日本最大の検索シェアを占める日本版Yahoo!の検索順位をBingに置き換えるということは考え難く、日本版Yahoo!へのBing導入はまだ先のことで、2011年に入ってからになるかもしれません。
上記の通り、現状では「Bingへの移行時期が未確定」「Bing日本語版が未完成」という状況ですので、今からBing対策を始めるのは勇み足ですが、少なくともあと半年の内には何らかのアナウンスや動きがあるかと思いますので、Yahoo!とBingの動向には常に注意をしていく必要があるでしょう。
なお、アパレルウェブではYahoo!とBingの動きはもちろんGoogleのことも忘れずに調査をして、アパレル業界のクライアント様に最適なSEO対策をご提供しております。SEO対策に興味がありましたら是非下記ページをご覧いただき、お気軽にお問い合わせ下さい。
http://www.apparel-marketing.com/service/seo.html
栗山 芳季 WEBマーケ&プロモ, Webトレンド・ニュース, アパレルウェブ bing, SEO, SEO対策, Yahoo!, 検索エンジン