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作業効率30倍以上!ビームスがICタグ全面導入へ

2014.12.5

作業効率30倍以上!ビームスがICタグ全面導入へ

「O2Oイノベーションラボ(http://o2o.abeja.asia/)の記事を転載しています。」

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アパレル業界にデジタル化の波が押し寄せている。株式会社ビームス(以下ビームス)は、2013年1月から、独自のブランドストア「B:MING LIFE STORE」でICタグを用いた商品管理を試験導入していた。今後、16年夏までに全ての業態でICタグの導入をしている。

B:MING LIFE STOREでは作業効率が約30倍に

冒頭で述べたように、2013年1月からビームスは「B:MING LIFE STORE」で、ICタグを用いた商品管理システムを導入している。今回全業態での導入に踏み切ったのも、このシステムが試験導入した店舗で一定の成果を収めたからに他ならない。
従来、「B:MING LIFE STORE」では、商品の棚卸しを10人がかりで20時間かけて行っていた。しかし、ICタグの導入以後は、3人で2時間以内に終えられるようになった。その結果、店舗の人件費削減に繋がり、コストの削減を実現している。単純計算で、棚卸しにかかるコストは30分の1以下になったと言える。
▼参照
【経営】ビームス、ICタグ16年全面導入へ

ICタグとは何か

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引用:小売業でのRFID活用事例8選
ICタグとは、無線電波を用いて、直接接触することなく情報の書き換えが出来るタグのことを指す。ICタグの特徴は主に3つある。1つ目はタグに直接触れることなく、データの読み出し、書き換えができる点。2つ目は、ICタグは、電波・電磁界を用いて通信するため、タグが直接見えなくても読み書きができる点。3つ目は複数タグのデータを一括で読み取ることができる点である。
従来のバーコードによる商品管理では、商品の棚卸しの際商品に取り付けられたバーコードを1つずつ確認しなくてはならず、その作業に膨大な時間がかかっていた。ICタグを用いれば、直接タグに触れる必要がなく、複数のタグのデータを一度に書き換えることができる。その結果、作業効率は格段に向上するのだ。
また、棚卸しだけではなく、レジで商品の会計を行う際にも直接タグに触れることなくまとめて会計を行うことが出来るため、会計のスピードが上がり、顧客の待ち時間は大幅に短縮される。

コストダウンが普及を後押しする

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従来ICタグは値段の高さがネックとなっていた。ICタグ技術は、1980年代に欧米を中心に広まった技術であり、当時はタグ1個で1000円以上していた。しかし現在では一個20円程度までコストダウンが進んでいる。さらに山形大学はICタグのコストダウンに取り組んでおり、将来的には一個1円以下のコストを目指しているという。

B:MING LIFE STOREではICタグを用いた新たな実証実験を開始

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引用:ビームス/ららぽーとTOKYO-BAYでRFIDを活用した実証実験
「B:MING LIFE STORE」では、ICタグのリーダーとタブレット端末を組み込んだハンガーポールを店内に設置して、顧客に対して情報を提示する実証実験を開始した。
商品をハンガーにかけると、商品の着用例や在庫の有無などの情報がタブレット端末に表示される。ICタグを通じて新たな顧客接点を創出することを目指す。

ICタグを利用したO2O戦略

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ICタグの普及により、実店舗における顧客行動が一定範囲で可視化出来るようになる。従来のPOSデータでは、顧客の購買データしか分からなかったが、「B:MING LIFE STORE」の実証実験のように、顧客に商品情報を表示した履歴をトラッキングすれば、商品に興味を持った結果、購買に至った顧客と至らなかった顧客を可視化することができる。このことにより、より効果的な販促施策をとることが可能になるだろう。
▼関連記事
スマートデバイスがもたらす消費者中心のオムニチャネル戦略事例
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