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【連載企画】全世界的な広がりを見せるIoTの全貌に迫る

2015.3.20

【連載企画】全世界的な広がりを見せるIoTの全貌に迫る

「O2Oイノベーションラボ(http://o2o.abeja.asia/)の記事を転載しています。」

近年IoT市場が拡大を続けている。IoT(Internet of Things)はモノのインターネットと訳される。IoTデバイスの代表的なものとしては、照明やエアコンといったスマート家電や、インターネットに接続された車であるコネクティド・カーなどがある。
本連載では、近年注目されているIoTを全5回にわたって特集する。今回は、初回として、IoTの概要を解説したい。
第一回: 【連載企画】全世界的な広がりを見せるIoTの全貌に迫る
第二回:【連載企画】スマホで家を操作する!IoTによって実現する「スマートホーム」とは
第三回:【連載企画】どう解決する?医療の需要過多ーヘルスケアIoT事例ー

5年以内に260億のデバイスがインターネットに接続され、市場規模は360兆円に

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引用-Internet of Things Analytics

米国に本拠地を置き、IT分野の調査を行うガートナーの試算によると、2020年までに260億個のデバイスがインターネットに接続されるようになるという。また、IDC Japan株式会社の発表によれば、世界のIoT市場は2020年までに3兆400億ドル(約360兆円)まで拡大するという。
▼参照
世界IoT(Internet of Things)市場予測を発表

IoTの世界を創るデバイス

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引用-Nest labs

IoTのデバイスを通して、離れたモノや、今まで知る事ができなかったモノの状態を知る事ができるようになる。
IoTデバイスの代表的なものには以下のようなものがある。

センサー系

温度計や、湿度計などのセンサーは、IoTデバイスの代表的なものだ。インターネットに接続された各種センサーは、計測したデータをその他のデバイスに送信し、他のデバイスと連携する。例えば、室内に設置されたエアコンと連携して、室内を快適な温度に保つといった例が考えられる。

生体内データ取得系

近年ウェアラブルデバイスが登場し、心拍数や血圧といった生体内データを計測できるようになった。ウェアラブルデバイスを通じて計測されたデータは、スマートフォンやパソコンに送信され、クラウド上で管理される。

コネクティド・カー

最近では、コネクティッド・カーと呼ばれる、インターネットに接続された車も登場してきた。
世界最大の家電展示会「CES2015」でも、メルセデスベンツやフォルクスワーゲンなどがコネクティド・カーを展示し、話題を呼んだ。

スマートホームデバイス

IoTが普及し、私たちの生活に最も影響を与えるのは恐らくスマートホームだろう。スマートホームでは、照明やエアコン等あらゆる家電がネットに接続され、遠隔で照明の電源を操作したり、ドアの鍵の開閉を行ったりする事ができる。

ネットワークカメラ

今後ネットワークカメラを通じて取得された映像を解析する技術が発展していく。映像解析を通じて、街の交通量がデータとして取得できるようになったり、高齢者やペットを遠隔から見守るサービスが今後普及していく。

機械と機械がコミュニケーションを取るM2Mという概念

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引用-M2M Communications

M2MとはMachine to Machineの略で、機械同士が連携して動作することをさす。例えば、インターネットに接続されたスマート温度計やスマート湿度計が、ハブとなるプラットフォームに計測データをリアルタイムで送信する。データを受信したハブとなるデバイスは、データに基づいてエアコンや照明を制御するといった形である。

IoT時代を支える技術

260億ものデバイスがインターネットに接続される未来には、屋内外を問わず、ありとあらゆる場所にセンサーやスマートデバイスが設置される。IoTの世界でインターネットに接続されるデバイスは、不安定な回線にしか接続できなかったり、低容量なバッテリーしか搭載できなかったりする場合がある。そうした課題を克服する技術がIoTの時代を根幹から支えていく。

IoT時代を支える通信プロトコルMQTT

MQTTは、通信量を従来のHTTPSの10分の1から100分の1に抑える事で、従来の100分の1の消費電力を実現する通信プロトコルである。IoTデバイスは、あらゆる場所に設置する事が求められるため、通信が不安定な場所や、電源に接続できないケースも想定される。従って、通信が不安定な場所でも通信量を最低限に抑えることで比較的安定した通信が可能になる上に、消費電力を抑えることで、低容量なバッテリーしか搭載できないという課題も解決する。
▼関連記事
若手エンジニアが解説するIoT時代の通信プロトコル「MQTT」

IoT時代を支えるワイヤレス電力「Cota」

オシア社はワイヤレス電力である「Cota」を開発した。「Cota」はWi-FiやBluetoothと同じ周波数の電波を使って電力を送信するのだという。IoTデバイスは電源に接続できない場所に設置するケースもあるため、ワイヤレス充電技術はデバイスの設置場所拡大に大きく貢献する。IoT時代を支えるワイヤレス電力「Cota」の今後に期待だ。
▼参照
http://www.ossiainc.com/cota/

IoT私たちの生活を豊かにする

IoTの時代には、あらゆるモノがインターネットに接続され、ありとあらゆるものがデータ化する。その先には、スマートホームを始め、あらゆるものが自動化された、近未来的な便利な世界が待っている。
次回はIoTデバイスを使ったスマートホームに関して紹介する。
第一回:【連載企画】全世界的な広がりを見せるIoTの全貌に迫る
第二回:【連載企画】スマホで家を操作する!IoTによって実現する「スマートホーム」とは
第三回:【連載企画】どう解決する?医療の需要過多ーヘルスケアIoT事例ー
▼前回連載企画「ディープラーニングの未来」
第1回:【連載企画】今世界で注目を集める「ディープラーニング(Deep Learning)」とはなにか
第2回:【連載企画】やさしく分かるディープラーニング(Deep Learning)の成り立ちと歴史
第3回:【連載企画】世界の超巨大企業が取り組むディープラーニング(Deep Learning)開発
第4回:【連載企画】ディープラーニング(Deep Learning)開発を行う海外スタートアップ3選
第5回:【連載企画】AI・ディープラーニング(Deep Learning)に関する3つの未来予測
▼関連記事
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「O2Oイノベーションラボ(http://o2o.abeja.asia/)より転載。」

O2Oイノベーションラボ

国内外の最先端「O2O」・「オムニチャネル」「IoT」に関するマーケティング事例のデータベースメディア
サイトURL
http://o2o.abeja.asia/
Facebook ページ
https://www.facebook.com/o2oinnovationlab?fref=ts

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