アプリ戦争に勝ち抜くためのちょっと面白い機能事例
2017.1.17
昨今スマートフォンの普及率があがり、業種問わず多くの業界でアプリが制作されオムニチャネル化が進んでいます。そんな多くのアプリが乱立されている中、独自の機能を持ち、ユーザービリティの良い機能でアプリ戦争を勝ち抜く施策を打っているアプリをいくつかご紹介します。
アプリ内でのチャットによる接客
URBAN RESEARCHが提供するアプリ『UR STYLE』では、相談コーナーと題した項目が存在する。会員登録をしたユーザーが、アプリ内にあるチャット機能の項目で投稿をし、それをスタッフが回答するという機能。
上記のようなやり取りが行われ、スタッフ側から購入した商品に対して、合わせられる商品をレコメンドしてくれる。特に直接顔を合わせず聞くことができるので、ちょっと店頭で聞きづらい、後から気になったなどの点が解決されるのでユーザーにとって助かります。
▲商品に関しての困りごとにも柔軟に対応してくれます。
アプリという利便性があるものに、チャットの即時性が加わることでユーザーにとっては使い心地の良いものになっています。今の時代、ユーザーは知りたいものを自由に探すことができ、ユーザー主導の時代です。その中ですぐにこういった答えが返ってくるというのはユーザビリティにおいて非常に重要なことであり、アプリを使う理由にもなるのではないでしょうか。
来店ポイントによる実店舗集客
BEAMSが提供するアプリでは、バッジという来店ポイントを貯める機能があります。これは、BEAMS対象店舗にてチェックインをすることで得られるもので、いわいるスタンプに近いものです。1店舗につき1日1回までになっていて、これを一定数貯めると応募者全員に、現在行っている賞品が手に入るというもの。
ここにバッジが溜まっていきます。
▲賞品の画像も複数枚あり、詳細な情報まで記載。
加えて自分の閲覧履歴、賞品ゲットまであと何バッチ必要かもわかりやすく表示。
ゲーム感覚に近いものがあり、バッジを貯めるという行動だけでも来店の理由になるためユーザーにとっても面白い機能です。またバッジの履歴が取れるのであれば、来店したけど購入しなかったユーザーが特定できるので、別途効果的な施策への活用にも期待できます。
まとめ
今回2つのアプリを紹介しましたが、他にもファッション業界のアプリでは他とは違った機能を搭載しているものもあります。アパレル業界だけでも多くのアプリが存在しています。コーディネイトやブログなど読み物系がメインのアプリ、購買に繋がるアプリ、会員連携をしているアプリなど、実際に弊社のクライアントを見てもアプリ効果による影響は大きいです。その中でさらに生き残るには、作るだけではなくその先の企画・運用までしっかりと行っていくことが大切です。
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